口臭が気になる…歯周病が原因かもしれません
皆さん、こんにちは。
新横浜の「横浜アリーナ前歯科」です。
口臭がひどくなってきた…そんな自覚症状が出てきたら、歯周病が進行している可能性があります。
歯周病は初期の段階では、痛みなどがなく、なかなか気づきにくい病気です。それでも静かに進行し、気付いたときには口臭がひどくなっていたり、歯ぐきが腫れて血がでたり…といった状態にまで悪化していることがあります。
できるだけ早く歯科を受診しましょう。放置しておくと、歯が抜け落ちる恐れもありますし、さらには命を危険にさらす全身疾患につながる恐れも…。
口臭の原因は、歯周病のほかにも考えられます。ここでは、ひどい口臭が起こる原因について説明します。
「舌苔」が原因で口臭が強くなっている可能性は、ありませんか？
舌苔というのは、白い細菌のかたまりが下の上につくられること。舌の真ん中あたりが白っぽく盛り上がっていたら、舌苔がたまっている状態です。
歯周病の原因になる歯垢と同様のもので、歯垢が歯と歯のすき間に溜まるように、舌苔も蓄積していきます。
舌苔は、普通の歯ブラシで磨いてはいけません。舌はデリケートなので、傷をつけてしまいます。そうすると、余計に口臭が悪化します。
舌苔の清掃は、舌磨き専用の舌ブラシを使用し、やさしく磨きます。もしくは、非常にやわらかいタイプの歯ブラシなら、代用しても構いません。
唾液が減ってお口の中が乾燥していると、細菌を洗い流す作用が低下するので、舌苔がつきやすくなります。
歯周病をはじめとする、何らかの病気が原因で口臭がひどくなることもあります。
むし歯が進行して神経まで達すると、臭いが強烈になってきます。
歯垢・歯石が多く溜まり、歯の治療跡の被せ物・詰め物に汚れがついたままになっていたり、歯科材料が劣化して隙間ができていたりすることがあります。
そこからむし歯菌が入り込んで、被せ物の下でむし歯が広がっていることも…。
口腔がん、副鼻腔炎、咽頭炎などの炎症でも口臭が起こります。呼吸器系や消化器系の全身疾患によっても口臭が発生することがありますので、要注意です。
歯磨き、舌の清掃でも改善しない口臭は、病的原因の恐れがありますので、早めに歯科を受診するようにしてください。
横浜アリーナ前歯科では、日本歯周病学会の認定医である院長のもと、専門性を活かした診療をご提供しています。お口に関するお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。